○合成スラブ用デッキプレート ・日鐵建材工業株式会社
合成スラブとは、コンクリート打設時には、デッキプレートが床型枠材とした機能し、コンクリート硬化後には、デッキプレートがコンクリートと一体となって、曲げに抵抗する合成構造です。耐力・靭性にすぐれ、経済性、施工性のよい床工法として、日鐵スーパーEデッキ、日鐵Eデッキを使用した日鐵Eデッキフロアは鉄骨造建築物に最適な合成スラブです。
■合成スラブ用デッキプレート

- 合成スラブ用デッキプレートの特長
- 構造
- 合成スラブは、デッキプレートが引張力、コンクリートが圧縮力を負担し、両方が有効に働きますので、すぐれた耐力を発揮します。
- 合成機構
- 合成スラブは、デッキプレートとコンクリートの間にずれる力、はくりする力が働きます。これらのずれ、はくりをとめ合成効果を発揮させる機構がデッキプレートに必要です。スーパーEデッキ、Eデッキにはそれぞれ工夫をこらした合成機構がもうけてあり、すぐれた合成効果を発揮します。
- 鉄筋が不要
- 鉄筋工事が不要、作業が安全で簡単、省力化、工期短縮がはかれます。
- 床ブレースが不要
- 頭付きスタッドまたは焼抜き栓溶接を行う事で、床ブレースが省略でき、施工が容易になります。
- 耐火被覆が不要
- 1時間、2時間耐火構造の指定を利用すれば、デッキプレートに耐火被覆をする必要がありません。
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