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朝日連峰の北端以東岳の足下にある大鳥池。この池に棲むといわれる大イワナをタキタロウと呼んでいる。標高963mの山中に生まれた幻の巨大魚伝説から、これに因んだ催し物や施設が大自然の中に展開している。子供たちの自然体験学習の場ともなっている。 |
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年末12月31日から元旦にかけて行う夜祭りで、出羽三山神社最大の行事である。また日本三大火祭りに数えられている。その昔、つつが虫病の被害に苦しむ里人を救うため、羽黒山の開祖蜂子皇子が火を放ってこれを退治したという故事に由来している。山伏の修業の成果も試されるとする競い合いの行事もある。 |
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鼠ヶ関の厳島神社に伝わる行事で、毎年4月15日に行う。1000年以前、鼠ヶ関川の河口で日本海の護り神である弁天が網にかかり、以来村は豊漁が続いたという伝説が元であるという。行事の3日前から精進した30人余の若者が祭神に祈願したあと、気勢をあげて雪解け水が流れる川に入り、もみ合いながら豊漁や海上の安全を願う勇壮な祭りである。 |
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春日神社の神事能として500年以上の永い間継承されている国重要無形民俗文化財である。猿楽の流れを汲む能で、能の原初的な形を残し農民の手によってのみ固く守り伝えられてきた。春日神社には上・下2つの宮座があり、これが能座となっているため、常に両座競演の形で行う。2月1日と2日、雪深い里の祭りは幽玄そのものである。 |
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