酒田の新しい人気中華店
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酒田で変わった中華を出す店があり大成功を納めた店と言えば「ケンチャンラーメン」が有る。今の若者や働きざかりのサラリーマンから大きな支持がある、特徴はやはり麺が自家製麺なのだが酒田中華との大きな違いはカンスイが少な目で日本蕎麦のように包丁で麺を切る手切り中華なのだ、従って機械製麺を通さないので麺の堅さ調整が容易であり麺を食べた食感は堅めで歯ごたえが有る、好みの分かれる所だろう。丸鳥で出汁を取ったスープに濃い口醤油、そしてお決まりの煮干し味が入る、ケンチャンラーメンは鶴岡・羽黒、そして最近、余目にも出来た。似た味と言えば鶴岡の「鷹の巣」「満び」・松山の「松山軒」、が上げられるがそれら元祖といえる店と言えば平田町の今は無き「飛鳥」で有ることは良く聞く話である。私がケンチャンラーメンの本店を食べた印象としては鶴岡の昔からの中華に似ていて、なおかつ「手作り」具合が受け入れられていると思った、もちろん量が多い・メニューが中華しかない・客の好みを聞く、と言った要所はきちんと押さえている、酒田中華に無い点を庄内中からかき集めて来るとこうなるのかな?。これが合体融合すると余目の熟練手切り中華、「田村食堂」になる、余目は酒田中華の南端と呼べる「八千代」がある(八千代は元は蕎麦やさんだったが中華そばが売れ専門店になった)それと余目発祥の中華と言えば「一幸食堂」の本店がある。鶴岡中華と酒田中華の交差点、余目に出掛けたらどの中華を食べるかは好みが分かれる所だろう。 |
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テレビを見て思う
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テレビの番組、「ガチンコ勝負」でラーメン道を進み修行して行く番組を見て思った事がある、一つは佐野師匠の「ラーメン屋なんてもうかんないだよ」と言う言葉と生徒に徹夜で出汁に使う鳥の足の皮膚を取り除かせている場面を見て、思った事がある、確かに基本が全てである、酒田中華も朝早く起きてスープを仕込みに入る、大変な作業で有るが、前の日は閉店してから次に使う製麺に入る、鳥の足の皮は剥かない、正確に言えば入れない(笑)・・。つまり最近のグルメブームで何かが狂って来たような気がする、私の考えは「味に影響する物が大変手間がかかるのであれば、コストが合えばその道のプロに頼んで作ってもらった方が良い」「ラーメンの重要なそれぞれのパーツの中で一番重要な物を自分なりに考え磨く」この方が重要だと思うのだ。酒田中華の凄い所は自家製麺でありこの麺は全国でも自慢出来る、東京から佐野師匠が来る位に、もし酒田中華に健康ブームで味の素や新味醤油のようなものが一切入らない中華を求めているならに満点来でジャージャー麺、後藤食堂で中華そばを食べてみては、カンスイすら入れない体に優しい麺です。 酒田中華は澄んだスープの中に醤油本来の香りがし、具はシンプルで、大きな、または三枚以上のロースチャーシュー、メンマとネギの三つだけ、それらを多加水麺と、食事として、又、のどごしで楽しむ物だと思う、本店のラーメンをすすると自然と「一生これでいいや」と最近、結論づけてしまったのは私だけだろうか。 |