オハイオ!到着




2000.07.02(Sun)    アメリカ、大陸だぁ〜!
アメリカの州の名は、およそ半分が「インディアンの言葉」などに由来している。『オハイオ』はイロコイ・インディアンが「大きな川、美しいもの」と‘オハイオ川’を指していった言葉に由来している。別名‘ヤンキーの州’とも呼ばれている。飛行機の窓からも、美しい広大な農地が見えたのだが、オハイオ州は日本の面積の約28%、3.5倍すると日本の国土とほぼ同じになる。アメリカには、(当然)50州あるので、やはり広い!。

コロンバス空港には、Simpson Familyの一家4人が、私たちを出迎えてくれた。Abbyとも一年ぶりの再会。Abbyの顔を見て、(かなり)ほっとする。日本を出発するまでは、アメリカのまっただ中に‘ふたり’で飛び込んでいくようなものだから、(また、特にKosyuは)言葉もよくわからないし…で、かなり不安もあったのだが、みんなの笑顔と、明るい天気に迎えられて、すっかりうれしくなった。

車に荷物を積んで、空港から市街地を抜けて郊外へ。人も建物も、景色も雰囲気も、やはりアメリカ!(なんていうか)空気が違う。で、まず、最寄りのハンバーガーレストランで昼食。代金を払おうとするが、Steveは『KosyuとTazukoは払わなくていい。日本で娘がお世話になったので当然のことだ。』
と受け取ってもらえなかった。以後アメリカ滞在中、「お土産」を買う時以外は、1円も!(というか、1セントも)使うことがなかった、のである。(ありがとうございました。<(_ _)>)
ウェズリアン大学構内。Simpson FamilyとTazuko。
ウェズリアン大学、ではなくて、マリオンの建物…かも。
これは、大学構内。手の位置が…アメリカ?


コロンバスからマリオンに向かう途中にデラウエア:Delaware市があるが、(Abbyの通う)ウェズリアン大学:Ohio Wesleyan Universityがある。学内を案内してもらったのだが、広い、とても歴史のある建物、大学であった。実は、Steveもここの卒業生ということだった。

その後、マリオン:Marion市のSimpson家に到着。ここで簡単に、Simpson家の紹介をすると、一家は4人家族で、お父さんがSteve。マリオンで保険会社(Simpson Insurance)を経営している。スペイン系の家系で、お兄さんが近くの町に住んでいる。お兄さんは「医者」で、ベトナム戦争時代?お兄さんを訪ねて(Steveも)日本に一度来たことがある。お母さんは、Marilyn。ドイツ系の家系で、若い頃、イギリスに留学し、テートギャラリー:Tate Galleryは好きなところだった、と教えてくれた。テートギャラリーは、「ターナーの夕日」などがある、ロンドンの美術館なのであるが、(たまたま)Kosyuが、テートギャラリーのTシャツを持っていったものだから、そんな話になったのである。職業は先生。アメリカでは50歳を超えると大体が定年となるが、AbbyとLauraが小さい頃に休職しているので、普通よりは長く働ける(らしい)。

そして、Abby。当時は、ウェズリアン大学で、先生を目指して勉強していた。(現在は、すでに先生。)ボーイフレンドは(医大生の)アート:Art。二人は今年、結婚の予定である。妹のローラ:Lauraは(当時)高校を卒業したばかりで、オハイオ州立大学に入学予定となっていた。(だから、クラスメートとの別れを惜しんでの、毎日のスケジュールは‘超’多忙だった、みたい。)Lauraの背の高〜い、ボーイフレンドも(時々)来てくれたのだが、名前は忘れてしまった。(←すみません、です。)

で、着替えをし、一休みしてから、マリオン:Marionの町にでかけた。美しい町だった。住宅には、どの家も道路との間に広い芝生の庭があり、芝も庭の花々もきれいに手入れがされていた。そしてまず、(Steveの会社)『Simpson Insurance』に行った後、ハーディング・ハウス:Harding Houseを見せてもらった。Harding (Warren G. Harding)は、マリオン出身の第29代アメリカ大統領(1921〜1923)である。自宅や資料館、そして近くには『ハーディング(記念)公園』があり、大きなモニュメントの中に埋葬されている(らしかった)。

ハーディング・ハウスは、この2日後にも、Lauraとその同級生(←とっても成績優秀なナントカ君←名前、忘れた。)に連れて行ってもらい、(前回見れなかった)「資料館」や「自宅」など詳しく説明してもらった。家に帰ってからスティーブに、『説明はわかった?』と聞かれ、Tazukoは『大体15%くらい』と答えていたのだが、本人は『50%』といったつもりだったらしい。日本に帰ってからその話になって、(大分日にちも過ぎて、向こうでは、そんな話なんかは忘れた?だろうに…)Tazukoは、しっかりと‘訂正のメール’を送ったりしていた。(^_^;)
ハーディング・ハウス。(大人と子ども?)右奥は、Abby。
「ハーディング記念公園」のモニュメント。おおきい!

2000.07.02(Sun)

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