Simpson Family




大きな、柳の木。
裏庭?から見た、Simpson家。
木々と、花がいっぱい。
どの部屋もきれいに掃除が行き届き、そして家具の配置のバランスもいい。
シンプソン家は敷地が1/2エーカー(約2,000u)で、裏には大きな柳の木があり、クリーク(小川)が流れていた。そして、夜は…蛍!がい〜っぱい!飛ぶのである。そして、こちらの蛍は大型(2cm近い!)で、尻尾を下にして(ちょうど‘十字架’の形で)飛んでいた。重い尻尾を、一生懸命‘運んで’飛んでいるようで、けなげ?だった。

ここに移り住んで、10年ちょっとという話だったが、家も庭もすばらしかった。Steveに『(1時間ほどかかるけど)Kosyuも芝刈りやってみないか?』といわれ、OK!したのだけど、毎日遊ぶ?のに忙しくって、結局その機会はなかった。(最近の)Marilynからのメールでは、『今年は雨が多い。Steveは、3日毎に芝刈りをしなくてはいけない。』ということだった
AbbyとArtも、しっかりお手伝い。
肉を焼くのは、Steveの役目。Tazukoは…、見てるだけ。


で、こちらに来てとまどったのは、なんでもはっきりさせないと、許して?もらえないこと。 例えば飲み物。『何を飲む?』と聞かれると、日本では『何でもいいよ。』とか『みんなと同じものでいい。』ですむのだが、こちらでは「水」「オレンジジュース」「レモネード」あるいは「いらない」と、(明確に)答えなければ ならない。こちらにいる間中、『Kosyuは、どっ ち?』と、(しょっちゅう)言われていた。(^_^;)

五番目の家族、愛犬の「Saz」。
で夕食は、肉のかたまりを(電動ノコギリ風の)カッターで切り落とし、バーベキューだった。焼くのはスティーブの仕事で、そして食事の準備はAbbyやLaura、さらにボーイフレンドたちもしっかり手伝いをする。アメリカでは、お客さんを迎えるときには、一家そろって、そしてボーイフレンド(ガールフレンド)も呼んで、歓迎してくれる。この夜は、皆そろっての一緒の食事だった。

日本から持参した(おみやげの)日本酒とお
銚子のセットを持ち出して、夕食。日本酒は、「フルーティ!」と好評だった。私たちのために、「ライス」を準備してくれてたのがうれしかった。また、たまたま(Kosyuの‘つまみ’用に)「味付きするめ」を持っていったのだが(向こうでは、イカを食べる習慣がないのだが)『この‘ドライ・スクイッド(squid=イカ)’は、おいしい』と好評で、袋に小分けして‘お裾分け’をしていた。(←意外だった。)
SteveとLaura。
(おなじみ)AbbyとArt。
MarilynとKosyu(←疲れたかな…)。
バーベキューもほかの料理もとてもおいしかった。Tazukoは(肉料理の)ソースの作り方を(Marilynからメモしてもらい)しっかり聞いてきたのだが、いまだ(…2年過ぎたが)食べさせてもらっていない。でも食べ物って、その土地で食べて飲むからおいしい、という部分もかなりあると思うので、『あれどうなった?』などと、チェックは入れていない。しかしこの日は、日本での出発の朝から、(途中で‘うたた寝’はしたが)30時間くらい起きていた計算で、徹夜で遊んだ次の日のような、(頭が白く?かすんでいるような)そんな感じだった。色々な話をして、そして(長かった)‘1日’は、終わった。

2000.07.02(Sun)

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