Alum Creak Lake




マリオンの(巨大)スーパーの前。パトカーが、止まってた。
2000年7月4日(火曜日)、滞在3日目。この日は、朝からよい天気だった。午前中は、Lauraとマリオンに行ったり、Marilynと近くのスーパーに買い物に行ったりのんびりと過ごした。大きなスーパーで、さらに広大な駐車場がついている。色々な種類の食料品が‘山’と積まれ、日本よりはかなり安いようだった。例えば、巨大なスイカが1個1ドル!で買える。「この大きさだったら、日本では20〜30倍はする。」と感心して見ていると、『Kosyu、日本に持って帰れ!』とMarilynにいわれてしまった。

そして日本だと、「パック売り」が主流だが、こちらは(大体が)‘個数’か‘重さ’で必要なだけ買える。しかし、重さの単位は「ポンド」か「オンス」で、1ポンドは16オンス、そして1ポンドが450gあまり…となかなかわかりにくい。(←日本人にとっては。)そしてジュースやミルクなどの‘ボトル’は(とっても!)大きい。標準?で4リットル位、大きいのになると‘一斗缶’状態…だった。
Simpson家の‘前庭’。とても、広い。
そして、Simpson家。
「住宅街」のようす。きっと、‘裕福な’方々の区域なのだろう。どの家も広い庭。
この日は、「ジェットスキー」に行く予定だったのだが、何時になっても行く気配がない。やっとメンバーがそろい、準備ができた頃は、午後の3時頃であった。でも考えてみれば…暗くなるのは午後の9時頃だから、時間はたっぷりある、のである。(逆に、あんまり‘昼’だと日差しが強すぎるのかもしれない、と後で思った。)

今回は、Lauraは別行動で、Artを加えた6人で、コロンバスの近くの湖、アラン・クリーク・レイク:Alum Creak Lakeに出発した。途中で、(コロンバスの近くに住む)Steveのお兄さん宅に寄り、(お兄さんの)奥さんも合流した。「湖」は、‘Creak’がつくことからもわかるように、川の途中に(せき止められて?)できた細長い、かなり大きな湖だった。
アラン・クリーク・レイクは、ジェットスキーの‘メッカ?’。
カモのいる区域は、アクセルをあけてはいけない。
Simpson家のジェットスキーは、2台。最初は、KosyuとTazukoはAbbyの後ろ、MarilynがSteveに同乗して湖を一周した。長手方向には、10km以上はあったかと思うが、二人とも、結構‘飛ばして’豪快だった。(後ろに乗ってても)スピードが出ると、‘波’でジャンプするものだから、なかなかスリルがある。一周した後、Kosyuも運転させてもらったのだが、湖でも岸の近くは(安全のため)スピードを出してはいけない区域があったり、(出会ったときには)優先方向が決まっていたり、ルールもしっかり教えてもらった。調子に乗ってスピードを出したら、大波?を全身にかぶってしまったり、なかなか(とっても!)楽しかった。
手前の女性が、インテリアデザイナー。素敵な方だった…。
雄姿?
でもジェットスキーでも、日本だと運転するには「船舶免許」が必要なのだが、こちらはそんな規制はないのかもしれない。車の免許だって、16歳から取れるし、(通常は)自動車学校なんかには入らない。(←入ったとしても費用は300〜400ドルくらいなのだが。)普通は、「自分で練習して」手数料を数10ドル支払う程度である。なんてったって、車がなければ‘動きが取れない’国だから…。
もうすでに、‘夕方’の時間であるが、日差
しは強く、まだまだ一日は終わらない…。
Art は、この後…バリバリと元気だった。
……。
Kosyuは、近く?をチョロチョロっと走って、あとは‘ひなたぼっこ’。(Tazukoはというと、結局、運転しなかった。後ろに乗ってただけ。)

私たちの岸のすぐそばに、ビュンビュンと乗り回していた、かっこいいお姉さん(←本当は、娘さん。)がいて、あがってきた時に話しかけたら、結構仲良くなった。コロンバスで、建築のインテリア関係?のお仕事をしている方で、明後日には大阪に(仕事で)行く、といっていた。色々と、日本のことなどを教えてやった(つもり)なのだが、大体、話すことの半分しか…(Kosyuは)理解できないものだから、役に立ったかな?

この日は、終日?のんびりと過ごし、(Steveの)お兄さんの家にも寄って、帰った。お兄さんとは会えなかったのだが、林の中の住宅地で、大きな木がたくさんはえてて、素敵な所だった。「日本画?」などの収集品もあり、『これはどういうもの?』聞かれたのだが、‘表具’もされてないし、‘額’にも入ってないしで、困った。『これは、日本では一般的なものではない。』と答えたのだが、‘外国人向けに作られた’もののようだった。
Abby と Art が戻ってきた。
片づけ、終了。Tazukoは…見てるだけ。(実は、Kosyuも…。)
うちに帰ると、‘夕’食の準備。(例によって?)Steveは‘肉のかたまり’を取り出して、電動ノコギリカッターで切り分ける。この日は、ステーキ。つい…『ぜいたくは、素敵だ!』と思ってしまう。食事の時や、色々な場面で色々とお話をしたが、でも「単位の違い」、には勉強不足で、説明に苦労した。例えば1エーカーが約4,000u、1ガロンが約3.8リットルなのであるが、『Kosyuの家の敷地はどのくらい?』と聞かれて、「おばあちゃんの畑が800uで、家が建っている部分は200uとして、1000uくらい。」なのであるが、向こうは‘m’(メートル)もわからない。…結局説明できず、後で「1/4エーカー」であると
Steveは、よく働く。Tazukoは…、余裕。でもこの後Tazukoは‘ソーメン’を作った。
メールした。

また、『日本では、ガソリンはいくら?』にも、まいった。‘ガロン’なんて、見当もつかない。Marilynが見かねて、水を器に入れて『1ガロンて、このくらい。』と教えてくれた。それじゃあ、と『その半分くらいが、1ドル。』と答えたのだが、Steveは『ガソリンの値段は、日本とアメリカは同じくらいなんだ。』と納得してした。しかし、これだと1リットル50円!になってしまう…。←これは(未だ)、メールでも訂正していない。いい加減ですね。

でも、温度の「華氏」は、得意。(←時々、メールのやりとりで、出てきたから。)これには、少し計算がいる。(実はこれはKosyuが編み出した?方法なのであるが)華氏の温度から「30を引いて2で割る」と(大体)「摂氏」になる。だから、80゚Fというと、25゚Cくらいである。でも、正しくは32を引いて1.8で割るのであって、10%位ずつの‘誤差’が出るのだが、プラスとマイナスに働くのであまり大した差にはならないのである。(80゚Fは、正確には26.7゚C)

で、ある時、Steveが『KosyuとTazukoは、アメリカ人(American)だ。友達だ。』といってくれた。でもTazukoは、『私たちは、遠く離れた(国の)日本人なのに?』と聞くと、『心が通じるか、通じないかの違いだ。私たちと、気持ちが通じ合える人は、アメリカ人(と一緒)なのだ。』と説明してくれた。とても、うれしかった。3日目も、いい1日だった。

2000.07.04(Tue)

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