|
名 称 |
分 類 |
原 産 |
歴 史 |
そ の 他 |
栽 培 |
日 本 |
直
根
|
カブ
(蕪) |
アブラナ科 |
中央アジア
ヨーロッパ西南部 |
紀元前
(ヨーロッパ) |
693年
(持統天皇の時代) |
東日本はヨーロッパ型(朝鮮)。西日本にはアジア型(中国)。「日本書紀」で栽培奨励。 |
ダイコン
(大根) |
地中海沿岸
中央アジア |
DC3000年
(古代エジプト) |
4世紀
(古墳時代) |
春の七草の一つの「すずしろ」。ダイコンには、室町時代以降。冷害に強い。 |
ニンジン
(人参) |
セリ科 |
アフガニスタン |
2000年前
(アジア) |
17世紀
(戦国〜
江戸時代初期) |
アジア型(今では金時ニンジンのみ)とヨーロッパ型(江戸後期・フランス)がある。 |
ゴボウ
(牛蒡) |
キク科 |
ユーラシア
大陸北部 |
− |
8世紀
(平安時代) |
ゴボウを食用としているのは、日本のみ。中国では薬用。解毒、解熱、鎮咳。 |
塊
茎
根 |
サツマイモ
(薩摩芋) |
ヒルガオ科 |
中央アメリカ |
1492年
(ヨーロッパ) |
1615年?
(江戸時代) |
三浦按針説もあるが、数年早く琉球から薩摩経由。青木昆陽。紀元前3000年以上前から中央アメリカでは栽培。 |
サトイモ
(里芋) |
サトイモ科 |
マレー半島 |
紀元前
(中国) |
(弥生時代?) |
サトイモは稲作以前の主食と推定。山芋(自然薯・ジネンジョ)に対する名前。 |
ジャガイモ
(馬鈴薯・
バレイショ) |
ナス科 |
南アメリカ |
1492年
(ヨーロッパ) |
16世紀
(戦国・
安土桃山時代) |
アンデス山脈チチカカ湖周辺地域で5世紀頃から先住民の主食として栽培。 |
ショウガ
(生姜) |
ショウガ科 |
熱帯アジア |
紀元前
(中国) |
3世紀
(古墳時代) |
香辛料の一つとして世界中で利用。前漢『史記』。別名「はじかみ」。 |
レンコン
(蓮根) |
ハス科 |
中国(または)
エジプト |
紀元前3000年
(インド) |
2000年以上前
(縄文時代) |
栽培は仏教伝来の頃。本格的な栽培は明治時代以降。 |
鱗
茎 |
タマネギ
(玉葱) |
ネギ科 |
中央アジア |
紀元前
(エジプト・
ヨーロッパ) |
19世紀末
(明治時代以降) |
ダイコン、キャベツとともにベスト3の収穫量。 |
ニンニク
(蒜苔・
茎ニンニク) |
中央アジア |
DC4000?
(古代エジプト) |
7世紀末?
(奈良時代) |
『日本書紀』『源氏物語』にも登場。しかし薬用が主。一般に普及したのは、大戦後。 |
ラッキョウ
(辣韮) |
中国 |
紀元前
(古代中国) |
9〜10世紀頃
(平安時代)? |
当初は薬用。野菜として普及したのは、江戸時代。中国古代の「山海経」にも記述。 |
ユリネ
(百合根) |
ユリ科 |
中国・朝鮮半島
日本 |
? |
17世紀以降
(江戸時代) |
食用としての主流は、コオニユリ。関西地方で消費が多い。日本では18種が自主。 |