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名 称 |
分 類 |
原 産 |
歴史 |
そ の 他 |
栽培 |
日本 |
葉 |
キャベツ
(甘藍・カンラン) |
アブラナ科 |
ヨーロッパ |
DC2000〜2500
(古代ギリシャ・
ローマ) |
18世紀初頭
(江戸時代) |
当初はオランダ菜(葉ボタン)として観賞用だった。幕末から食用に栽培。 |
ハクサイ
(白菜) |
中国 |
7世紀頃
(中国) |
19世紀末〜
20世紀
(日清・日露戦争) |
カブとツケナが交雑?明治8年東京博覧会で紹介。全国的な栽培は昭和から。 |
シュンギク
(菊菜・キクナ) |
キク科 |
地中海沿岸 |
?
(中国) |
14世紀
(室町時代) |
食用に栽培するのは日本や中国の東アジアだけ。江戸時代末期から各地で栽培。 |
ネギ
(葱・ネギ゙) |
ネギ科 |
シベリア
中国西部 |
紀元前
(中国) |
5世紀
(飛鳥時代) |
擬宝珠(ぎぼし)は’ネギボウズ’をかたどったもの。『日本書紀』にも登場。16世紀欧州へ。 |
ニラ
(韮菜・ニラナ) |
東南アジア
中国南西部 |
3000年前
(中国) |
9世紀
(平安時代) |
『古事記』『日本書紀』にも登場。加美良(カミラ)ミラ←美味しいと云う意味の古語。 |
レタス
(苣・チシャ) |
キク科 |
西アジア
地中海沿岸 |
DC4500年頃
(古代エジプト) |
8世紀
(奈良時代) |
結球する玉レタス(玉チシャ)は、16世紀頃から。7世紀⇒中国。1960年代から広く普及。 |
ホウレンソウ
(唐菜・カラナ) |
ヒユ科 |
西アジア |
紀元前
(ペルシャ⇒イラン) |
16世紀中頃
(戦国時代) |
回教徒の聖地巡礼によって東西に広がった。ペルシャから伝わったので、菠蔆草。 |
パセリ
(オランダ菜) |
セリ科 |
地中海沿岸 |
DC2000〜2500
(古代ギリシャ・
ローマ) |
18世紀末
(長崎・オランダ人) |
古代ギリシャでは、飼料。ローマ人は食用に栽培。9世紀にはフランスに伝わった。 |
モロヘイヤ
(台湾ツナソ) |
アオイ科 |
中近東
アフリカ北部 |
DC3000年
(エジプト) |
1980年代
(昭和) |
古くから貴重な緑野菜。元はムルキイヤ←アラビア語で「王家の野菜」と云う意味。 |
茎
・
葉
柄
|
アスパラガス
(オランダうど) |
クサスギカズラ科 |
南ヨーロッパ
ロシア南部 |
紀元前
(古代ギリシャ・
ローマ) |
18世紀後半
(江戸中期) |
当初は観賞用。食用としての普及は、明治初期以降。ローマ時代には農園栽培。 |
タケノコ
(筍) |
イネ科 |
ヨーロッパ
西南アジア |
3世紀前半?
(中国) |
18世紀
(江戸中期) |
モウソウチクで、中国江南地方原産。薩摩藩主の島津吉貴が植えた? |
ウド
(土当帰・
ツチダラ) |
セリ科 |
日本 |
− |
14世紀
(室町時代) |
室町時代は薬用。江戸時代は’贅沢品’として幕府から規制された。 |
フキ
(蕗) |
キク科 |
日本 |
− |
9世紀?
(平安時代) |
古くから薬用。野菜としては栽培は、日本のみ。冬に黄色い花⇒冬黄(ふゆき)。 |
花
・
蕾 |
食用菊
(甘菊・アマギク) |
キク科 |
中国 |
紀元前
(中国) |
8世紀後半
(奈良時代) |
当初は薬草として貴族社会が中心。菊酒等。一般に食用は江戸前期以降。 |
カリフラワー
(花キャベツ) |
アブラナ科 |
地中海沿岸 |
15〜16世紀
(ヨーロッパ) |
19世紀末
(明治初年) |
ブロッコリーが突然変異によって白化。元はイタリア方面に野生していたクレティカ種。 |
ブロッコリー
(緑花野菜) |
地中海沿岸 |
15〜16世紀
(ヨーロッパ) |
20世紀初頭
(明治時代) |
本格的に栽培が始まったのは第二次世界大戦後。1980年代に一般化。 |