▲国道344号線を東へ。郡境近くの道沿いにかかる小さな滝(酒田市八幡地区) |
滝の多くは名のない“無名滝”であり、季節によって現われまた季節によっては消える滝もある。特に雪国の滝は融雪期から姿を現わし新緑の頃に至って豪瀑となり、盛夏には水も枯れて消えてしまう滝があるという。それでかなり大きな滝さえ名前を持たないものもでてくるのであろう。原則的には新たに発見し、それを届け出た人の命名に任されている。そして市町村を通じ国土地理院の地名審査を通れば登録され、その滝は地図が改まる時に記載されることになる。
滝の姿にも数種類ある。華厳滝(栃木県)や那智滝(和歌山県)のように垂直に水が落下する直瀑、勾配のある岩壁の上にベールを広げたように末広がりに流れ下る分岐瀑、流れの途中にいくつもの滝壺をつくり何段にもなって落ちていく滝を段瀑という。また、渓流瀑や地下水が噴き出す潜流瀑もある。
さて、名瀑の条件とは・・・・・・・・・・ |